眼鏡技術研究会とは
全国の熱心で優秀な眼鏡技術者が数十名、眼鏡技術のことを中心に、いろいろな情報交換をメーリングリストを利用して行なっております。
本会の会員は、現状に満足せず、より高度な技術を習得しようという志の高い人ばかりです。
一口に「技術」と申し上げましたが、快適なメガネをつくる(調製と呼びます)ためには、どんな技術要素が必要でしょうか。
たとえば、以下のようなものが挙げられます。
①よく見える
これには
・度数や視機能データを収集する技術
・得られたデータをもとに適切な度数決定やレンズ・フレーム選定を行なう技術
などが必要です。
②掛けやすい
これには
・骨格にあったフレームを選ぶ技術
・フレームを骨格に合わせて調整する技術
などが必要です。
③よく見られる
これには、
・レンズをフレームに美しく組み込む加工技術
・お似合いになるフレームやレンズカラーをアドバイスできる技術
などが必要です。
こうした技術は、一朝一夕に身につくものではありません。
我が国には「眼鏡専門学校」というものがありますが、この学校を卒業すれば、明日からすぐに一流の技術者として
お客様と対峙できるかといえば、決してそうとは限りません。
理論と実践は必ずしも一致しないからです。
人間の体・感覚というものは、決して教科書通り・マニュアル通りには働きません。
そういったときには、やはりこれまでに培ってきた経験がものを言います。
「こんなとき、どうするのがよいのだろう」
「自分はこうしたけれど、もっと良い方法があったのではないだろうか」
日々の業務の中で浮かび上がるそうした疑問点を仲間同士でシェアすることで、新しい知恵やアイデアを得ることが可能になります。
私たちを信頼してご来店くださったお客様に、快適なメガネをご提供するため、「一人の経験を、皆の経験に」を合言葉に、私たちは生涯勉強を続けてまいります。
世話人代表 木部俊宏
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